株式投資に興味があるものの、どのようなものかよくわからずためらっている人は多いのではないでしょうか。

株式投資はさまざまな魅力がある投資方法です。

大きな魅力として、「値上がり益が得られる」「株主優待を受けられる」「配当金を受け取れる」の3つがあります。

ここでは、それぞれの魅力について詳しく説明しましょう。

売りどきが大切!値上がり益とは

上場企業の株価は、売り買いの状況に応じて常に変動しています。

たとえば、企業の業績が好調であれば買おうとする人が増え、株価が上昇します。

反対に、不祥事を起こした企業の株は手放そうとする人が多く、株価が下がるのです。

そこで、保有している株の価格が購入時よりも高くなったときに売れば、差額が出て利益を得られます。

これが「値上がり益」です。

一例として、あるメーカーの株を10万円で買ったとしましょう。

このメーカーの製品の売上が大幅に伸びるなどして業績が拡大し、株が15万円まで上昇したとします。

このとき株を売れば、15万円マイナス10万円で5万円の値上がり益が得られるのです。

ただし、株は値下がりすることもあります。

値段が下がってから売れば当然損失になるため、注意が必要です。

大きな値上がり益を得るためには、保有する株を売るタイミングをしっかり見極める必要があります。

企業独自のサービスや商品の提供が嬉しい株主優待

企業は、自社の株を保有する株主に対して自社製品や優待券を提供しています。

これが株主優待制度とよばれるものです。

食品メーカーであれば自社の製品の詰め合わせ、外食チェーンであれば食事優待券など、企業によって特典の内容はさまざまに異なります。

また、保有している株の数や期間によって優待内容を変えている企業も多いです。

保有株が多いほど、また保有している年数が長いほど優待の内容も豪華になります。

こうすることで、なるべくたくさん長く株を保有してもらおうとしているのです。

どの株を購入するか迷っているときは、ほしい株主優待がある企業を選ぶのも良いでしょう。

ただし、中間決算と本決算で優待内容を変える企業もあります。

また、株主優待はすべての企業が行っているわけではありません。

そのため、株主優待を受けることも期待して株を購入するのであれば、事前にしっかり確認することが大切です。

株を保有するだけで利益を得られる!配当金

企業は、経済活動によって得た利益の一部を株主に還元しています。

これが配当金とよばれるものです。

企業によって支払いのタイミングは異なり、年に1回か2回あります。

企業によって配当金の額はさまざまです。

なるべくお得に配当を得たいのであれば、配当利回りを確かめると良いでしょう。

配当利回りが1%の企業と2%の企業があるなら、後者のほうがお得です。

先述のとおり、値上がり益は保有する株が値上がりしたタイミングで売却しなければ得られません。

しかし、配当金は株を保有していれば受けとることができるのです。

ただし、どんな企業の株でも保有していれば配当金を受け取れるというものではありません。

業績が望ましくなく、配当金を出せるほどの利益がない企業は配当金は出さないでしょう。

配当金を得たいのであれば、株を購入するまえに配当を出しているかどうかを確かめる必要があります。

株式で利益が出たら確定申告も忘れずに!

株式によって利益を得た場合は、原則として確定申告をし金額に応じて納税する必要があります。

これは国民の義務ですので、忘れず行いましょう。

ただし、「源泉徴収あり」の特定口座を開設して取引している場合は、自分で確定申告する必要はありません。

なぜなら、株式の取引で利益が出たときは、証券会社が税金を天引きしているためです。

「源泉徴収なし」の特定口座や一般口座で取引しているときは、確定申告を行う必要があります。

ただし、年収が2000万円以下の会社員で給与以外の利益が20万円以下であったときは、確定申告は不要です。